松尾藻風 作陶略歴
我が国磁器発祥の地、有田に初代藻風の長子として生まれ、萩焼習得の二十歳の時に来萩。
1973年現在地に、独立開窯。
伝統の萩焼の本質はあくまでも守り、その中に新しい技法を取り入れ、独自の作風を造り出すのが、当窯の信念である。
従来の萩焼の持つ欠点を補う為に研究を重ねて、開発した当窯独自の萩土により製作した食器類などは、水漏れ・変質などしない、焼き物本来の姿として製作しております。
工芸品とは、使う人に愛着を抱かせる物をと、絶えずとどまることの無い努力と、磁器と陶器に新しい作風を取り入れ製作している当窯の作品を御高覧ください。
1947年 初代藻風の長子として佐賀県有田町にて出生
1968年 茶陶習得の為萩焼の道に入る
1973年 開窯
作陶略歴
中央展入選と主な入賞歴
第15回 日本現代工芸美術展 入選
第74回 九州山口陶磁展 NBC賞
第17回 日本現代工芸美術展 入選
第17回 現代工芸中国展 中国会長賞
第32回 山口県展 山口県教育委員会教育長賞
第18回 日本現代工芸美術展 現代工芸賞
第76回 九州山口陶磁展 準大賞
第11回 日展 入選
第19回 日本現代工芸美術展無鑑査出品
第77回 九州山口陶磁展無鑑査出品
第34回 山口県美術展 佳作賞
第12回 日展 入選
第49回 日本伝統工芸展 入選14回
第102回 九州山口陶磁展 日刊工業新聞社賞
第33回 山口伝統工芸展 土の華賞 以後7回受賞
日本工芸会正会員
松尾優子 作陶略歴
萩焼窯元に生を受け、高校卒業後佐賀県有田町へ渡り、焼き物の基礎を学ぶ。
ロクロ技法、上絵・下絵付けを学び、帰萩後父藻風に教えを受け、伝統工芸萩焼の中に自分らしさを表現する技を求め、作陶しております。
有田で学んだ絵付け技法を、萩焼の中に取り入れる事により、伝統は残しつつも今までにない個性豊かな萩焼を造り、世に問いたいという信念です。
器の中に描かれた絵が、食卓に華を添え、使って頂く皆様の笑顔につながる事を願っております。
当窯の新風なる萩焼の数々を、お楽しみくださいませ。
佐賀県立有田窯業大学校入学
陶磁器科製造技術専攻卒業
上絵・下絵付技法研修卒業
第99回九州山口陶磁展 日刊工業新聞社賞 以後3回受賞
第36回女流陶芸展入選 以後7回入選
第100回九州山口陶磁記念展入選 以後6回入選
第38回女流陶芸展 T氏賞受賞
第52回日本伝統工芸展 入選11回
第28回西日本陶芸美術展入選
第64回山口県美術展覧会入選 以後2回入選
第47回西部伝統工芸展 奨励賞
第66回山口県美術展覧会 優秀賞 以後2回入賞
第48回西部伝統工芸展入選
萩の陶芸家たち展 審査員特別賞
第39回山口伝統工芸展 yab山口朝日放送賞 以後2回受賞
第1回 LEXUSNEWTAKUMIPROJECT「匠」県選出
令和3年 萩市教育文化奨励賞受賞
第45回山口伝統工芸展そごう広島店賞受賞
第46回山口伝統工芸展土の華賞受賞
第70回日本伝統工芸展入選
第40回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」入選
第120回有田国際陶磁展 入選
第71回日本伝統工芸展 入選
日本工芸会正会員